地元の山の木で、熊本でもエアコンのいらない家づくり

2011年08月30日

木造住宅の気密性能

住宅の気密性能の実験をしたことがある。圧力をかけて家の中に風を入れて、空気の漏れ具合を数値化するのである。新建材がなく、釘留め施工の家だったので、気密性能は全くなく、C値(隙間相当面積)は12以上ということだった。隙間だらけともことだったが、きっちり施工はなされている建物だ。

水をもちいたら視覚的に分かりやすいだろうと実験そしてみた。
壁材は合い欠き、床材は本実、床と壁は廻り縁付き付け。接着剤なしの釘留め仕様だ。
水を入れたらザーザー漏れする。どんな腕がよい職人であっても、船や檜風呂などと同じ工法にしないと水漏れすることを認識した。見た目で隙間がなくても隙間がある。気密性能とはそういうことだ。
ビニール防水紙で貼り廻し、ガムテープで留めない限り気密性能を上げるのは無理。

ビニール防水紙で貼りめぐらした家にはなんとなく住みたくない。輻射暖房で、気密に頼らない家づくりが良いが、世の中は逆の方向にすすんでいる。
自然素材が良いといって無垢材が増えたが、その下地にはビニール防水紙が張りめぐらされていることは知らないDSC_1585.JPGDSC_1580.JPGDSC_1573.JPG


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2011年07月24日

灼熱セミナーを開催しました。

4組の参加がありました。昨日の予報では34℃とのことでしたが、本日の最高気温は32℃でした。
室内気温は31℃。土壁の表面温度は、最初は27℃で段々気温の影響を受け29℃まで上がりました。
体感温度は気温と壁温度の平均になります。また風が風速1Mはありましたので体感温度は29℃ぐらいだったでしょう。
玄関土間の表面温度は26℃〜28℃(土間の気温は30℃)。結構、土間タタキは納涼感に大きく貢献しています。水を撒きましたが更に温度が下がることはありませんでした。
デッキの軒先からの位置の表面温度を測ると、54℃、34℃、32℃、31℃でした。深い軒の効果をみてもらいました。輻射熱面から離れることは大事です。
壁の温度(28℃)、風の流れ(風速1m)、輻射熱面から離れる(1M)、北窓を開ける(気温31度)、南の緑の表面温度は31℃と気温だけではない、体感温度を利用することで、エアコンに頼らずとも、夏を乗り切る工夫は、昔から日本の家に存在することを理解してもらいました。
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2011年07月20日

餅投げ

餅をひらうときは皆さん笑顔になる。投げられた餅を空中でキャッチするのはわずかな量で、ほとんどが下に落ちる。最初から下を見て、落ちた餅を拾う方が多く拾えるとの常連たちの意見。
取れないで泣きべそをかく子。折角拾ったのにオバサンに横取りされた子。時間の遅れた子。かれらのために少し用意しておいて、帰り際に渡すと笑顔に変わる。
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2011年07月06日

灼熱セミナーを開催します

灼熱セミナーを開催します。
南国に夏の到来です。X地域でもエアコン無しの家づくりは可能だという体験実証です。人が多いと暑苦しいので5組までとします。
月日:7月24日(日)13時30分〜15時 
涼しい場合:雨天又は涼しい場合は8月14日に延期します。
場所:水俣エコハウス
費用:一組200円
定員:5組まで(残り2組みです)
申し込み法:水俣エコハウス又は古川設計室まで(sumai-hurukawa@basil.ocn.ne.jp)
目的
水俣エコハウスにはいろんな計測器を埋め込んでいます。機器を見ながら伝統的工法の家の特徴と性能を説明します。
1・熊本でもエアコン無しの家がつくれるのだろうかという疑問。
2・家の中に温度・湿度計を埋め込んでいます。温度と湿度と風通しの関係が良く分かります。
3・床下からの風の取り入れ・風の出口を検証します。
4・雨の日は窓を開けるべきか閉めるべきだろうかという疑問。
5・土間タタキの効能を検証します。
6・瓦屋根の効能を計測器で見ます。3.jpg2.jpg1.jpg
熱中症対策でエアコンの設定最低温度を28度にしましょうと健康関係者。
節電のためエアコンの設定最高温度を28度にしましょうと政府。
確かにメモリーを28度にすればよいのですが。ぴったり28度に固定されるわけがありません。

posted by furukawa at 19:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月30日

18年目の住宅

水郷地域で、水が自噴するので池をつくった。当時水位はマイナス1Mだった。それが今マイナス20a程度に低下した。降る雨が減ったのではない。道路が整備され、駐車場もコンクリートとなり、雨は浸透する間もなく側溝に流されるからだ。熊本の6月の雨量は例年400_であるが、今年は1000_も降った。せめて家の屋根に降った雨は地下浸透させるがよいと思う。豪雨の時は浸透しきれず1時間ほど吐けないが、わずか1時間ぐらい我慢すればよい。
最近、我慢はいけないことだという風潮が多すぎる。我慢の美学を見出そう。昔はたくさんあった気がする。
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posted by furukawa at 14:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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