
最近総二階の家が多くなった。東京・大阪では理解できるが、田舎にも多い。住宅のマニュアル本に、ローコスト手法として建物を正方形にし、壁を減らし、庇を短くして屋根面積を減らすとある。風通しが悪くなり、風雨に曝され易く、寿命が短くなるとは記載がない。

貫と筋交いを比較したら、筋交いが強いのは当たり前である。貫は窓の上・下・狭い壁にも入るし、腐食や虫害を考えると耐力要素は分散したが良い。
何が一番地震に強いですか。何が一番断熱性能がよいですか。何が一番風に強い屋根ですか。と、部分に最高位を求めて、なごみや安らぎを加えて総合判断すると、最低の家になることがある。

今年は身瓦を置いた状態での年越し。
