地元の山の木で、熊本でもエアコンのいらない家づくり

2006年01月22日

いい家が欲しい

量産体制
需要と供給のバランスが取れれば言うこと無しだが、世の中そう、うまくいかない。
需要に対して供給が少ない場合は、システム化して量産体勢体制を図り、需要に応える。
量産は同じものを数多く造るので、要望が少ない需要は抹殺され、要望が多い規格に合わせなければならない。昔の日本の軍隊さんは、軍服の量産が第一目的で、軍服の大きさの種類が少なく、軍服に体を合わせよと命令があったと聞く。
住宅は供給に対して需要が少ない。なのに、今の住宅産業は、旧日本国軍と同じである。量産品を押し売りする。住宅はゴムヒモではない。



量産は安くなるか
車は1台だけ作れば、片岡自動車みたいに1千万円ぐらいかかる。しかし、トヨタみたいに量産すれば百万円ぐらいにコストダウンになる。
木材は、流通を考えなければ、柱1本買っても百本買っても、価格は同じである。木材は量産に向かない。
木材の加工は、確かに量産加工(プレカット)すれば、家1軒で五〇万円ぐらいコストダウンになる。そのコストダウンするために、人工乾燥・集成材加工をしなければならない。五〇万円ぐらいのコストアップになる。量産は建築主のためではない。



精度
量産体制は精度があがるという。東の窓と西の窓が同じ寸法にして、なんの意味があるのだろうか。
量産建具や量産襖は、余分な調整部材がたくさん付いている。精度は、余計なお世話。
地域格差
アメリカと同じぐらい縦に長い日本国である。気候風土は明らかに違う。なのに、雪が2メートル降ろうが、台風が来ようが、風向きに違いがあろうが、全国同じ基準で家が建つ。



職能
裁判になったら、弁護士に相談する。病気になったら、医者に相談する。家づくりとなると、昨日までガソリンスタンドで働いていた住宅会社の営業マンに相談する。そんなに、日本には大工や設計者が少ないのだろうか。



いい家
「いい家が欲しい」という本がベストセラーだ。本の内容によると外断熱にすれば、いい家になるそうだ。一つの要素を良くしたって、いい家になるはずが無い。どうすればいい家になるのだろうか。
自分に合った家にする。
地域に合った家にする。
気候に合った家にする。
項目が多ければ多いほど種類が増える。種類が増えて高くなったら困る。1品生産だからといって高くならないものが良い。「職人がつくる木の家」がそうだ。




posted by furukawa at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。