住宅の気密性能の実験をしたことがある。圧力をかけて家の中に風を入れて、空気の漏れ具合を数値化するのである。新建材がなく、釘留め施工の家だったので、気密性能は全くなく、C値(隙間相当面積)は12以上ということだった。隙間だらけともことだったが、きっちり施工はなされている建物だ。
水をもちいたら視覚的に分かりやすいだろうと実験そしてみた。
壁材は合い欠き、床材は本実、床と壁は廻り縁付き付け。接着剤なしの釘留め仕様だ。
水を入れたらザーザー漏れする。どんな腕がよい職人であっても、船や檜風呂などと同じ工法にしないと水漏れすることを認識した。見た目で隙間がなくても隙間がある。気密性能とはそういうことだ。
ビニール防水紙で貼り廻し、ガムテープで留めない限り気密性能を上げるのは無理。
ビニール防水紙で貼りめぐらした家にはなんとなく住みたくない。輻射暖房で、気密に頼らない家づくりが良いが、世の中は逆の方向にすすんでいる。
自然素材が良いといって無垢材が増えたが、その下地にはビニール防水紙が張りめぐらされていることは知らない



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posted by furukawa at 21:36|
日記
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